大化の改新

ついに645年、大化の改新です!

前回あたりから、30分の教室で

4ページのペースになってしまいました

古墳のころは、10ページくらい進んでいたのに

この調子だと、5冊終わるのはいつになることやら・・・

でも、急いで進んで意味が分からなくては仕方がないので

息子がわかるペースでゆっくり進んでいます

 

1 大化の改新

ついにここまできました

歴史音痴の私でも、645年はすぐに出てきます

なかなか血なまぐさい内容なので

細かく説明するのは、はばかられましたが

息子は、意外に冷静な受け止め方をしていました

ここまで修羅場続きだったので、慣れたのかもしれません

歴史書には、蘇我父子がひどくて、それを正すために中大兄皇子が

息子の方の蘇我入鹿を切りつけたこになっていますが

やっぱり、こういうときって、「切りつける」という解決しかないのね

それをやると、蘇我父子と何が違うのかわからなくなりますが

なぜか、中大兄皇子はヒーロー扱いですね

聖徳太子は野蛮なことはしなかったし、聖徳太子の息子も

蘇我に抑えられて、結果、黙ってほろぼされています

その時代で、苦しい辛い思いばかりしたかもしれませんが

1500年後の後世で、ここまで尊敬されているのは

やはり聖徳太子です

大化の改新で時代は変わったし、いろんな改革が行われたのは

事実だと思いますが

「切りつける」の一幕が、別の方法でなされていたら

中大兄皇子も、彼を補佐した中臣鎌足も、無血の英雄になっていたでしょう

 

2 アジアとの関係

中国や、朝鮮半島も、この時期はややこしいですね

遣唐使を送ったり、朝鮮半島の一国を援護したりと

中大兄皇子たちも

アジアとの関係で、劣位に立たないように苦心したのですね

上手くいかずに、大敗戦するなど、大変だったようですね

血で解決しようとすると、勝った時は良いけれど

負けた時は悲惨ですから

 

何度これを経験しても、人は学ばないですね

今でも戦争している事実に愕然ですよ

子どもにどう説明したらよいのか、まるでわかりません

とにかく

「上に立ってみると、下にいた時と同じ考えを持ち続けるのは

ものすごく難しいことなんだ」とは言っています

本当に、そういうことなんだろうな、と思います

 

 

 
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