3年生になって、理科と社会の教科が始まりました
どんなことを勉強するのか・・・
ドキドキわくわくしていた息子ですが
実際には2年生までに勉強した「生活」の内容とほとんど変わらない・・・
その事実に愕然としたようです^^
理科は理科室に行くものだとばかり
社会は日本史を習うものだとばかり
信じ込んでいたようです
それはまだまだ先の話ですね
それまで、ママ先生で我慢してもらうことにしましょう
1 鎌倉幕府の終結
記事の更新をさぼっている間に
歴史教室はかなり進んで
今は鎌倉時代が終わる頃です
つまり、教科書も
「日本の歴史 2」に入っています
これまでも、なかなか血なまぐさい歴史をたどってきましたが
ここからまた、さらに戦争ばかりの時代ですねぇ
ちょっと気が重い・・・
それでも、歴史を学ぶということはそういう事実を確認して行くことだから
勇気をもって、教科書を読み進めることにしました
すると案の上、次々に、受け入れがたい史実に出会いました
特に息子は、鎌倉幕府が終結するとき
何百人という人がともに自害した事実を
受け入れることができませんでした
「どうして??」
殺されるのではないのに、生きる道があるかもしれないのに
その前に、自殺する意味がわからないのです
「もったいない・・・」
息子がそんな風に、命を大切にできる時代に生まれたことを感謝するばかりです
2 後醍醐天皇に共鳴
武士の力を借りて、天皇に返り咲いた後醍醐天皇ですが
建武の新政では、武士を排除しました
ここに、息子は共鳴したようです
「ぼくも、そんな力があったら、全部自分の配下におきたい」
えええ?
息子は実は内心、日本征服をもくろんでいるのでしょうか??
息子はどうやら、武士は野蛮だからと嫌っているようです
天皇が野蛮でないかというと、そんなことは全くないと思いますが
歴史上は、なんとなくきれいな存在だから憧れるのでしょうね
まさに、子どもの発想
「でも、後醍醐天皇は、武士に助けてもらったんだよ」
そういうと、とっても困った顔をして
「じゃあ、半分だけ力(権力)を渡す」
なんだか、しぶしぶ感が半端ないね^^
結局、武士を重用しなかったことで、足利尊氏の反感を買い
後醍醐天皇の時代は長くは続かないのですが
息子は残念そうにしていました
3 歴史に人間関係を学ぶ
現代の政治の世界では、政治家が何を考えているのか
さっぱりわかりませんが
歴史上の人物たちの本音は、わりと克明に描かれているので
「誰が何をもくろんで、どういうことになったか」
「何が不満で誰がどういうふうに、誰を裏切ったのか」
そんな裏事情もしっかり読み取れますね
そうなると、人間というものが力を持つと
どういうふうに思考するものなのか・・・
勉強になりますね^^
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