水のみ鳥

今回は、水のみ鳥を作ってみます

ここから学べることは

「毛細管現象」というものです

この現象の一番わかりやすい例が

水の入ったコップに、お箸を2本くっつけた状態で浸してから

ほんの少しだけ、お箸を互いから離してしてみると

お箸とお箸の間の水が、ちょびっとだけコップの水面よりも

上に来ますね

このように

水が、細い隙間に入り込むことを

毛細管現象と呼ぶようです

 

その説明のために

まずは、表面張力の観察

机の上に、水の玉ができるのは当たり前ですが不思議です

 

一円玉が水面に浮かぶのも、表面張力

よく見る光景ですが、やっぱり不思議

子どもたちには、細かい説明はしないで

現象だけを見せていきます

 

実験準備

では、実験のための工作をすすめます

まずは、ティッシュを一枚

二枚重ねになっている一枚だけを使います

さらに、これを半分にカットします

 

半分に切ったティッシュを、竹串にまきつけていきます

1センチほど、竹串をはみ出させて巻くのがポイント

巻き上がりました

 

ティッシュを巻きつけた竹串を

16センチにカットしたストローに通します

 

そして、竹串だけをゆっくりと抜きます

失敗して、多少ティッシュが破れても大丈夫です

 

完全に抜けました

この竹串は、もう使いません

 

次に、3センチに切ったストローを画像のように

ゴムで縛ります

今回は、輪ゴムを使いましたが

ヘアゴムを使うほうが、実験はうまくいきます

 

 

次に、鳥の足を作ります

7.5センチに切ったストローを2本準備

それと洗濯バサミをふたつ

 

このようにはさむだけで、足の完成

画像ではかわりにくいですが

上端から、5ミリのところに画びょうで穴を開けます

一本につき、2ヶ所

ストローを串刺しにするイメージです

 

つまようじを一本準備します

画像のように、つまようじを短いストローに通して

さきほどあけた画びょうの穴に、つまようじを刺して通します

これで、胴体と足がつながりました

 

鳥のお尻に、水をためる容器を設置

軽い素材のものが良いです

今回は小さなプラスチック容器を使いました

ホイップクリームを買ったときについていた

絞り口が入っていた容器だと思います^^

ちょっと見た目は悪いですが、軽くてちょうど良かったです

これでほぼ完成です

お好みで、飾りをつけると可愛くなります

ハネや頭をつけて、鳥っぽくしましょう

ただ、あまり重いものを貼り付けると、実験がうまくいきません

 

実験

8センチ程度の高さのコップを準備します

私が使ったコップは高さが足りなかったので

絵本で高さ調節しました

 

これでは頭の位置が低すぎるので

 

このように、高さを調節します

実験手順としては、まずストロー内のティッシュ全体に

水を含ませます

そして、画像のように

頭の部分のティッシュをコップの水面に浸しておきます

 

しばらくすると

水がおしりまで伝い、容器に水がたまっていきます

 

かなり、時間はかかりますが

待てばかならず容器が水でいっぱいになって

鳥が頭を上げます

その拍子にお尻の水が下にこぼれて

鳥はまた頭を下げます

水がこぼれるので、小皿で受けます

 

実験結果

実験としては、うまくいきましたが

とにかく、子どもたちは待てませんでした

7歳は他の事をして、気を紛らわせていましたが

4歳には、とうてい無理

スポイトをつかって

おしりの容器に水を入れていました

容器が水でいっぱいになると鳥が頭を上げるので

それが面白くって仕方が無い

何度も何度も、スポイトで水を運んでいましたよ^^

 

待ち時間には少々難がありますが、楽しい実験でした

 

補足ですが、胴体と足を固定したゴムをずらすと

てこの原理から、水を飲むスピードが変わります

いろいろ試してみると面白いと思います

 

<Sponosered Link>


 

コメントを残す