夏休みの家庭学習について

どうしたものでしょうね

夏休み

小学3年生の夏休み

 

1 一昔前の小学生の夏休み

一昔どころでは、ないかもしれませんが^^

私自身が小学3年生だった頃は・・・

宿題以外は何もしなかった

しかも、宿題もギリギリだった^^

だから、内心は、息子もそれでいいかなと思っています

ダラダラ過ごす夏休み^^

何にもしない夏休み^^

毎日、朝はゆっくり起きて

本を読んだり、おもちゃを整理したり

ときどき友達と遊んだり、田舎に行く他は

特になんにもしなかった

家族旅行は、お盆あたりに2~3泊で海水浴に行ったくらい

でもそれで十分だったし

夏休みはのんびり自由に過ごしていたなぁ、という印象しかない

 

でも、親が教育熱心な友だちは忙しそうだった

夏休みにはいっぱい計画がつまっていて

勉強も遊びも、旅行もめいっぱい入ってる

そんな友達もいて、彼女たちとは全然一緒に遊べなかった

 

2 忙しい小学生、暇な小学生

先日、ママ友と雑談していた時に

こんな話になりました

ひとつの教育論としての提案を、ママ友はしてくれました

それは

「子どもに、何もすることを与えない」

ほんとに、何にもです

勉強も運動もお手伝いも、何にも

子どもは当然、だらだらします

一日中だらだら~

なんて羨ましい!!

でもね

そんな風にダラダラし続けることって

子どもでも大人でも、実はとっても難しいのです

だから、子どもはダラダラしているようで

実は自分で、何かやりはじめています

 

うちには、ゲーム的なものはほとんどありません

だから、暇になったからってゲームに走ることはないのです

そこは、重要な点かもしれません

そういうとき、上の子はたいてい

本を読んでいます

何かって、限られたジャンルはありません

長男は何でも読みます

最近面白かったのは

回覧板で回ってきた、広告のちらし^^

それを、まさに熟読!!していました!

そして、3日間の熟読の末

 

「うちには、リモコンラックが必要だ!」

 

こう結論付けました

絶対買いませんけど^^

他にも、説明書関係は必ず読破するし

市民新聞なども、気が付いたら読み漁っています

とにかく活字があれば、裏紙でも何でも反射的に読んじゃうみたい

でもこれって、考えてみたら

かなりの暇人にしか、できないことよね^^

 

忙しい小学生には、とてもできない

やることいっぱい、大忙しの小学生

得るものはたくさんあるだろうけど

失っているものもあるよねって思ってしまう

もちろん、うちの長男も

ダラダラ生活をしていることで、得られないものは多くあるはず

でもね

それで良いと思っています

だってね

大忙しの小学生がやっていることは

今やらないと、得られないことではないから

でも、ダラダラ生活の中での、小学生の目で見つける発見

今しか得られない

今、私が一週間の自由を与えられたって

長男が簡単に見つけるものを、同じように見つけるなんて

絶対にできない

ただ、私には経験があるから

小学生の長男が、今、見つけたものを

30年前、小学生だった私は見つけていたから

だからわかる

そういうことはあります

 

3 小学生の夏期講習

何年もやっていました

毎年毎年、小学生相手に塾で夏期講習

夏休みは、普段よりも授業が増えます

小学生は学校がお休みなのだから、当然と言うところでしょうが

講師の私たちは、何も生活は変わらないので

夏休みは本当にキツかった

ただ単に、仕事が倍になるということだから

あの夏期講習って、どれくらい意味があったのだろう

塾生は当然のように、みんな受講していたけれど

本当に、小学生に必要なことだったのかな?

勉強はもちろん、やった分は進んだし

私も、疲れた体に鞭打って、頑張って授業していたから

無意味だったとは、絶対に言いたくないけれど

せっかくの夏休み

塾で過ごすんだね~って、内心は思っていました

塾で過ごす夏休みは、無意味では決してないけれど

他にも有意義な過ごし方はあると思う

特に小学生にとっては

机上の学習がすべてではないから

 

私は、そんな自分の経験から

今年、小学3年生の夏休みは

息子、野放しです

ただ、読むとよさそうな本は、図書館から借りてきます

そして、ただ置いておきます

読むか読まないかは、完全に長男の自由です

 

題して

元塾講師が選ぶ、ママ先生の夏期講習課題は

「課題を自分でみつけるべし!」

これでいきます

しかし、これは・・・

私の忍耐も、同時に試されるわねぇ

 

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