400万石の「石」とは?

先日から、「日本の歴史3」に入りました(^^♪

 

1 江戸幕府が成立

ついに、歴史のテキストも3冊目!

週に1回、たった30分の教室でも意外に進むものです

早くも江戸時代ですから

といっても、「日本の歴史3」の内容はすべて江戸時代です

もっと言うなら、「日本の歴史4」では幕末を扱いますので

江戸時代は、かなりのボリュームがありますね

それもそのはず

資料だって記録だって、豊富に残っているし

そこには265年間の歴史が詰まっています

ということで、江戸幕府の誕生からスタートです

 

日本人に嫌われがちな「徳川家康」

なんとも、抜け目のない狡猾な印象がありますね

私も、どうにも好きになれません^^

長男も同じような印象を持ったようです

長男としては、徳川の家が絶えないように

家康が直系以外の3人の息子たちを別々の地に住まわせて

将軍家に跡継ぎがいないときも、いずれかの家から

跡継ぎを出せるようにしていた点に、非常に驚いた様子でした

そして、全国を支配する江戸幕府

特に、反抗的な諸大名から城や領土を没収してしまう「改易」

これらの措置で、もとは250万石だった幕府の直轄地が

5代将軍綱吉のころには、400万石にまで増えました

ここに、将軍家の家臣である旗本や御家人の領地を加えると・・・

なんと、全国の4分の1を支配していることになります

大変な量だというのは、なんとなくわかりますが

はて?

石(ごく)とは??

息子も疑問に思ったようなので、調べてみました(^^♪

 

2 「石」という単位

炊飯器でご飯を炊くときに、計量カップを使いますが

あの小さなカップ1杯分は、もちろん1合です

そして、合が十個集まって、「10合」

「10合」=「一升」

そして、同じように・・・

「10升」=「1斗」

さらに

「10斗」=「1石」となるわけです

この「1石」はキログラムで表すと、150キログラムだそうです

150キログラムって・・・

10キロのお米15袋分ですね(^^♪

すごい量・・・

お金に換算すると・・・

例えば、お米10キロで5000円としたら

一石は75000円ですね

つまり・・・

400万石っていうと

手元の電卓では、エラーになっちゃった^^

単位を調整して計算すると・・・

300,000,000,000円

3千億円”(-“”-)”

ちょっとやりすぎ

一年で3千億円って、どうなの??

そりゃ、誰も逆らえませんよ

 

お金の金額が莫大すぎてよくわからないので

土地の広さで考えてみます

実は、「石」というのは、広さの単位ではないので

おおよその計算しかできません

1石は、150キログラムのお米がとれる土地

日照や、土地の豊かさにもよるので一概には言えません

いろいろ調べてみると

どうやら、1石のお米が取れるには300坪くらいは必要だそうです

つまり、400万石なら1,200,000,000坪ですね

ええと12億坪??

あってる??

滋賀県全体が、だいたい12億坪らしいので

広さはそのくらい

ただ、お米がとれる土地でないといけないので

滋賀県全部が水田の場合です^^

琵琶湖も山も川も全部とっぱらって

日照も土地の状態も万全で、滋賀県の広さ全体ですね

う~ん

なんだかやっぱりちょっとイメージしにくいですね

具体例でいうと

東京ドームが15,000坪らしいので

換算すると

400万石は、東京ドーム8万個分

 

どう説明しても、イメージわきませんね^^

とにかく、膨大な広さです^^

では、今回はこの辺りで

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