ホントにね
心配です・・・
1 英語授業の参観へ行ってきました
長男は小学3年生
今年から、英語の授業が始まりました
お遊びレベルの言葉遊びくらいかと思っていましたが
ちゃんと文も習っているようです
息子から、授業の様子はちょこちょこ聞いていましたが
彼の話が、わかりにくいだけなのか
首をかしげたくなるような場面もあり
実際に授業を見て見たい、と思っていたところなので
ちょうど良い機会に恵まれました
さっそく、次男を連れて・・・ですが
行ってきました
2 授業の内容
次男の幼稚園へお迎えに行ってからの参観だったので
数分おくれちゃいましたが
児童たちは、ちょうど、教室に設置されたテレビ画面を通して
英語の歌を聴いているところでした
曲名は
I Can Sing a Rainbow
色に関する単語がたくさん出てくる可愛い曲です
なんだかいい感じ~^^
そう思って教室に入りました
でもこれが、地獄の始まりでした
授業の内容としては
① 「虹の歌」鑑賞
② 英単語を発音
③ 先生が英単語を言うのに合わせて、消しゴムをとるゲーム
④ 先生が言った英単語を指さすゲーム
⑤ What do you like? をいろんな人に質問して回る
流れとしては、こんな感じ
45分の授業で、めいっぱいやったかんじです
たぶん、先生は参観用にいろいろ考えたのでしょうね
お疲れ様でした
3 残念な英語表現
でもね・・・
ごめんなさい
せっかく一生懸命考えてくださった授業
ケチをつけるつもりは全くありません
でも
でもね、先生
文法的に壊滅している英語を使うのはやめてほしい
ゲームを始める前に言いましたよね
Let’s game!
こういう間違い、やりがちです
でも日本語のわからない、ネイティブさんには通じません
正しくは、例えば
Let’s play a game! ゲームで遊ぼう
こうなりますね
でも、Let’s game! と言われた人は、もしかしたら
Let’s watch a game! 試合を見よう
こう受け取るかもしれないし
Let’s be game! この内容で受け取るかもしれません
これは、ちょっと訳すのをためらいます
怪しい意味にもなる表現です
だから、とにかくせめて「動詞」を入れてほしい
もう一つ、先生が言った謎の英語
How many question people?
これを大きな声で連呼する先生
もう、聞いているほうがいたたまれなくなって
その場から逃げ出したくなりました
前後の関係から
「何人に質問した?」
こう聞きたかったのでしょうが
上の英語では、まるで伝わりませんから・・・
伝わる英文を紹介すると
How many people did you ask a question ?
こんな感じですかね?
あるいはもっと簡単に、なら
How many questions did you ask ?
このレベルくらいは、小学校の先生には言えてほしい
中学英語のレベルですから
4 児童を「先生」と呼ぶ
もう一点
担任の先生の、大変残念な一面がありました
しばらく、海外に住んでいて、一年前に日本に戻ってきた児童を
「先生」と呼び、英語の授業で発音させたり英語表現を言わせています
参観でよくわかりましたが
その児童
英語に触れたことがある、と言うレベルの
普通の女の子です
英単語で、読めないものも、もちろんあるし
知らない表現もいっぱいあります
というか、基本的に英語表現なんて知りません
親の仕事の都合で、2年間日本で過ごした小さな女の子が
母国で日本語の先生を求められるのと同じです
それがわからない担任の先生
全く、どうかしています!
4 とんでも担任に当たったときの対応対策
とんでも先生って、必ず一定数います
だから、義務教育9年間の間に
一度は当たる子どもがほとんどでしょう
こういう先生への対応ですが
一番良いのは、黙って、1年間が過ぎるのを待つことです
先生に、直接問題点を指摘するのはダメですね
私は、子どもの成績に関してはまるで気にしていませんので
恨みを買って、成績を悪くつけられても構いません
でも、息子が小学校でぞんざいに扱われるなど
辛い思いをするのは絶えられません
私が担任の先生にクレームを言えば
きっと息子の立場は悪くなります
だから、黙っているのが一番なのです
そして、息子にはとりあえず「小学校の英語は信用するな」
「海外に住んでいた児童の英語も信じるな」
そう言い含めています
そしてひたすら、無事にこの学年が終わるのを待つ・・・
親って
無力ですね
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