子どものお小遣い額の決め方

すっごくすっごくびっくりしました

お金についての考え方

子どものお小遣いについての考え方

各家庭によって、こうも違うものなのですね・・・

 

1 一昔前のお小遣い額

うちはまだ、お小遣いそのものを渡していませんので

正直、あまり実感がないのですが

お小遣い額の設定って

なかなか難しい

自分が子供だったときは・・・

小学1年生からもらっていた気がします

一週間に100円とか、そんな感じで・・・

中学生のときには、1ヶ月2000円くらいだったかな~?

あまり覚えていないけれど

友だちと比べても、それほど差がなかった気がします

親同士、情報交換して額をそろえていたのかな?

そのあとも、公立高校へ進学したので

それほど金銭感覚の違う友達はいなかった

お小遣い額については

もっと欲しいなぁと思いつつ、そこそこ満足していたかも

しかも高校時代は、アルバイトもちょこっとやっていたからね

 

さて、私のお小遣い額は時代錯誤の可能性が大なので

現代の話をしましょう(-_-メ)

 

ママともにリサーチしてみました

すると、驚愕の事実を耳にしました

 

2 現代版お小遣い額設定方法

あるママ友のところでは

お小遣いが

1年単位で決まるそうです

なになに?

年俸??

どういうことかというと

実は・・・

前年度に、子どもが出した結果から

お小遣い額がはじき出されるのです

 

子どもが出した結果??

それは、つまり

 

テストの点数・・・

 

ほんとに、こんな漫画みたいなお小遣い額設定方法が

現実に採用されているなんて

驚きしかありません

 

詳しい話は忘れましたが

とにかく、100点を何回とったかが重要で

100点のテストの枚数に何らかの数字をかけ算して

年俸が決まる

ママ友はあっけらかんと言っていましたが

これって、本当に大丈夫??

テストの点数がお金になるってことだよね?

 

テストって・・・そもそも

学んだことが、どの程度頭に入っているか確かめる為のものだよね?

出来ていれば、次へ進めばよし

出来ていなければ、復習すべし

そんなふうに、テストを使ってちょこちょこ確認しながら

正しく効率的に、知識を増やして生活を豊かにする

本来、勉強するのは生活を豊かにするためのものであって

さらに知りたい人は、どうぞご自由に探究してくださいっていう感じの

「知の喜び」につながるものであって

それ以外の意味なんて、ないと思っていた

なのに、それが直接金額になるなんて

びっくりするのと同時に

はっきり言って、ドン引きです

 

3 桁違いの小遣いを渡す家庭

また別の家庭では

お小遣いの額がドン引きです

高校生に数万円のお小遣いを渡してしまうのです

その家庭は、ごくごく一般的な家庭です

でも、子どもが受験で頑張って

学費の安い公立高校に入学してくれたから、と言って

私立高校に支払うはずだった授業料を、子どもにお小遣いとして還付

わけがわかりません

 

4 犯罪は教育不足から発生しがち

お金について、これほど各家庭によって常識が異なるなんて

やっぱり、日本という国がどうかしているのではないかと思います

お金についての教育を、子供時代にちゃんと受けていないから

成人してからも、どうお金を扱ってよいのか

わからない大人が、あふれているのです

これは本当に問題だと思います

 

詐欺が横行するのも

横領事件が相次ぐのも

 

これは、日本の教育に問題があるからでは?

 

性教育をきちんとしなかったら

性犯罪、性被害が多発するのと同じことです

 

勉強とお金を安易に結び付けたり

分不相応な金額を子どもに持たせてしまったり

その子たちが大人になったとき

どんな金銭感覚を持っているのかと思うと・・・

ちょっと恐ろしい

 

こんなふうに偉そうに言っている私も

貨幣価値の奴隷ですから

実際は、どう子どもたちを教育して良いのかわからない

ただ

知の喜びを、お金で台無しにするなんて嫌だ

それだけはしない

お金以外のご褒美だって、ありえないと思っている

ご褒美は、「知を獲得すること」なのだから

 

こんなふうに考えるのはおかしいかな?

ちゃんちゃらおかしい??

きれいごと?

でも

実際に、知識は美しいものだし、学ぶことは尊い

だから、きれいごとを言っていれば良いのだと思う

机上の空論?

上等です

 

学問は美しい

その感覚は変わらないまま生きていきたい

 

だから、私はお小遣いをあげるよりも

「ママ先生」を頑張って

できるだけ多くの知識を、子どもたちにプレゼントしたいし

知る喜びを体験させたい

 

お小遣いはまだまだ先かな?

でも、もしかしたら

「お金の教育」として、今後

試験的に渡すことはするかもしれません

そのときはまた、プロセスと結果を報告します