同級生の女の子からの意地悪

長男のことです

意地悪されても

彼は、こんなハリネズミのようにはなりません

 

1 下校中に意地悪されるようになった

長男の通う小学校では

いじめに対する意識は高いようで、先生方もよく気を付けてくださっています

子どもたちも、良い子が多く

いじめがあるというような話は聞いたことがありません

でも

いじめ前段階、というようなものは

大人の目に見えないところで頻発しています

ついに、長男も当事者になってしまいました

息子に意地悪をしているのは、同級生の女の子ふたり

ふたりが結託して意地悪をしているのかというと

そうではありません

別々だったり、たまたま一緒になったり

その場の思い付きで起こる、単純な意地悪をされています

意地悪されるのは、きまって下校中

息子の帽子や水筒、手提げ袋、給食袋などを

彼女たちは、息子の許可なく勝手に奪っていきます

そして、帰る道中、ずっとそれを返してくれなくて

最期には、路上に投げられたり

わざと遠いところに置いたりされます

息子は、鈍感な子なので

自分の持ち物を、投げ捨てられた場所までとりにいくことに

屈辱感を感じたりは、していないようです

ただ、困ったなと思っているだけです

 

2 意地悪しているのはもともと仲良しだった女の子

意地悪しているKちゃんは

1年生の頃から、息子のことを気に入ってくれていて

家に遊びに来てほしいと、何度も誘われてお邪魔したこともあります

逆に、うちに遊びにきたこともあります

バレンタインデーには、必ずチョコレートをくれるし

周りの子供たちから、からかわれるくらい仲良しでした

でも、彼女にはわがままな面があって

息子のことを、だんだん家来のように扱うようになっていきました

そして、息子が「嫌だ」と言ったとたん

ひどいことになりました

 

おなじく、意地悪しているCちゃんは、やっぱり1年生の頃

息子のことが大好きで、抱き着いてきたり、手をつないできて

キスまでしていました

でも、やっぱり息子のことを、好きなように振り回したかっただけで

息子が、迷惑そうにすると、意地悪をはじめました

 

3 いじめがはじまったか?

息子が言うことをきかなくなって、腹を立てたKちゃん

いきなり、げんこつで息子の頭を殴りました

息子はただ、驚くばかりでなす術なし

そのあと、たまたま通りかかった同級生を巻き込んで

さらに暴力は続きました

同級生のH君に、息子を捕まえるように指示したKちゃん

H君が息子を羽交い絞めにします

「この人をどうしますか?」

「殴った方が良いでしょう」

「では、殴ってください」

2人の間で、こんなやりとりが交わされ

羽交い絞めにされた息子は、Kちゃんから

新たに2発、げんこつを頭にくらいました

こうやって、活字にしてみると

ひどいいじめですね

そのときの息子の心境を聞いてみると

「もう、これで終わりになるなら我慢しよう」

この一言をきいて、私は涙が出そうになりました

そして、行動を始めました

長くなったので、続きは次回にします
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