お金についての教育

お金について・・・

子供にどう教えるのか

本当に難しいです

 

1 お金に振り回される大人たち

お金のことを、子どもに教えるのが難しい理由

それは、私自身がよくわかっていないからです

子供時代

お金について、まともな教育を受けなかったのです

親からも学校からも、ほとんど学んだ経験がありませんね

ただ、お金について語るのは

「何か卑しいこと」という感覚だけは、いろんな大人から学んだ気がします

それなのに、大人はみんなお金が気になって仕方がないのです

お金のことでケンカし、お金を通して和解し

他人と自分のお金の量を常に比較し

お金のことで死んでしまう人もあり

小銭を落として一日ブルーになり

臨時収入があったら、100円でもウキウキする

大人のそんな姿を見て

お金というものには、そういうふうに接するものだ

と学んだわけです

だから

自分の子供に教える立場に立つと

何を教えて良いのかわからない

本当に、途方にくれますね

だから

今からでも、お金についていろいろ考えてみようと思います

 

2 お金とは?

お金というのは

「人間社会において、欲しいものや必要なものを手に入れるために使われる物体及びその概念である。 また、「価値の尺度」「交換の媒介」「価値の保蔵」の機能を持つ。」

ニコニコ大百科より引用

 

そうだよね

お金があれば、欲しいものが手に入る。お金持ちには力があって、多くの場合

人の心も操れる

でも、お金が無くなったら、そこで、その人にはお金由来の力はなくなる

力を持っているのは、人ではなくてお金だから

 

じゃあ、お金が全くなかったら生きていけないのか?

いや、お金がなくても生きていくことはできる

人類も大昔はお金なんか関係なく生きていた

それはどうしてか?

お金以外の価値を共有していたから

彼らは

モノを見て、モノの価値が分かった人たちだったのだ

物々交換が成り立つのには、そういう前提がある

 

貨幣価値に支配されている人たちは

自分の目で見ても、物の価値がわからない人たちだ

だから、すぐに値札を見たがる

値段をみてからモノをみる

だいたいの価値を値札からカンニングして

そこから、さも自分が判断したかのように

安いだの高いだの言うのです

 

3 子供に身に着けてほしい感覚

自分でもできていないのに

子どもに求めるのは無理なことですが

子どもには、自分なりの価値を見定められるようになってほしい

自分の持った価値判断が

値札とかけはなれていても

人と全く逆方向を向いていても良い

自分で、ものの価値を判断し決めてほしい

私自身が成り下がっているように

貨幣価値の奴隷にはなってほしくない

私は断捨離を通して、貨幣価値から解放されようとしているけれど

まだまだです

必要もないのに

もったいないからと手放せないものが、まだ多くあります

お金に変えようとして、ただ置きっぱなしになっているものも

たくさんあります

こういう姿を子どもに見せてしまっていますね

私の姿を見て、日々子どもは学んでいます

捨てるものは捨てる

売るものは売る

譲るものは譲る

ちゃんと判断して処理しなくては!

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