先日、小学校の参観日に行った時のことです
1 お隣の国を知ろう
今回は、人権学習がテーマの授業を参観しました
お隣の国
つまり、朝鮮と韓国について学びました
その中で、先生が子供たちに質問
「朝鮮と韓国について、何か知っている人!」
元気よく、手を挙げる子どもたち
長男もあててもらえました
「中国の近くにあって、漢字を使っている」
へ~
そんな発言するんだ~
「漢字なんて使ってないよ!!」
息子が発言したとたんに、勝気な女の子が口をはさんできました
困った先生は、板書で
「漢字をつかっている?」
と書いていました
ナイス対応です^^
他にも、オリンピックの開催地だったこととか
韓流ドラマの話とか、いろいろと意見が交わされました
でも
漢字についてはどうなのだろう?
先生はそれ以上は掘り下げなかったけれど
実のところ、朝鮮や韓国の漢字文化はどうなっているのか
少し調べてみました
2 お隣の国の漢字文化
私は、韓流ドラマをよく見るので
韓国の中でも
時代劇では漢字が使われているけれど
現代人は漢字を読めない人が多いことは、知っていました
実際、1970年ころに韓国では漢字が廃止されているようです
でも、公式に廃止されているわけではないようですが
日常生活では、ほとんど使わないようですね
つまり、60代以上の人が、どうにか使えるか・・・?
くらいの雰囲気ですね
実際、若い韓国の人たちは、自分の名前すら漢字でかけないとか
なんとなく、ちょっと残念な気もします
でも、時代的には、漢字よりも英語でしょうし
実際、韓国の方は英語が上手です
朝鮮については情報があまりなくて、よくわからないのですが
やっぱり漢字は使っていないようですね
だから、息子の発言は正解でもあり不正解でもある
そして、勝気な女の子の発言も正解だし不正解
先生の板書
「漢字をつかっている?」これが正解でしたね(^^♪
3 漢字を使っている国
朝鮮・韓国についてはなんとなくわかりましたが
では他の国はどうでしょう?
今、明らかに漢字を使っているのは
中国と台湾と日本ですね
他には、過去はベトナムでも漢字を使っていたようですが
今は廃止されているそうです
逆に、シンガポールでは華僑の方が多く住んでおられるようで
中国語を使う関係から、漢字も使っているようですね
こうやって見てみると
日本人は漢字文化を大事にして、守ってきたのがわかりますね
ただ、今使っている日本の漢字は
本来の漢字ではない、戦後に簡略化されたものですよね
「學」から「学」や
「氣」から「気」のように
この変換で、漢字本来の意味が損なわれたとされていますが
もしかしたら、この措置がないと
日本の漢字文化そのものが、消えていたかもしれませんね
漢字をこのように簡略化した偉い学者さんは
その後、大変後悔されたそうですが・・・
でも、中国は中国で「簡体字」というものを
1960年代に導入しているのですから
やっぱりどこの国でも、漢字は大変だったのでしょうね^^
漢字一つとりあげても
面白い発見がいくつもありますね
息子にこのことを伝えると
興味深げに聞き入っていました
きっとそのうち、私が調べなくても
自分でどんどん世界を切り開いていくのだろうと思うと
頼もしくもあり、少し寂しくもなります・・・
母心、複雑なものです
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