謎の軟体生物と発熱

うちには、小さな庭があります

更地にしたら、乗用車が4~5台止められるくらいの敷地です

 

1 子どもの居場所としての自然環境

この庭は、きっと子供たちにとっての原点になるだろうと思い

わりと好きにさせています

私にも、子どもの頃

いつでも必ず泥団子を作れる、空き地がありました

そういう場所って、子どもにとっては本当に大切です

私が暮らす町は都会ではないので

庭をはじめとする

生活圏には、人間以外にいろんな生き物が棲んでいます

いたちは普通にやってきます

長男によると、キツツキもいるそうです

メジロやセキレイが飛んでくるのも珍しくありません

ヘビもときどき見かけます

クワガタムシもいるし、セミの抜け殻は山ほど出てきます

そんな環境の中には

是非親しくなりたい!と思う生き物もたくさんいますが

そうではない生き物も、わりといますね^^

近所のどぶ川には、ザリガニがいますが

母としては、ザリガニは面倒です

もうこれ以上、捕まえてこないで!!

他には

雨が降ると、絶対に出てくるカタツムリやナメクジ

彼らはナントカって菌を持っているんだよね

私も子どもの頃は、よく感染して寝込んでいました

2 新種を発見した!!

そんな中、先日ついに

長男が、見たこともない生き物を捕獲しました

しかも、庭で・・・

うちの庭に、あんな気持ちの悪い生き物がいたとは

長年、私たちは共生していたのかしら?

ちょっとゾッとします^^

この生き物を見つけたときの

長男の興奮ぶりったらすごかった

「おかーさん!!ぼく、新種を発見したかもしれない!!」

ものすごい勢いで、呼びつけられましたから^^

でも、一目みたとき

「これは本当に新種では??」

そう思いたくなるほど、珍しい生き物でした

なんといっても、このママ先生が

見たことのない、生き物なのですから!!

その気持ち悪さは折り紙付きです^^

大丈夫な方だけ、画像をご覧ください

 

 

 

気持ち悪い・・・

めちゃくちゃ長かったんです!

息子が棒切れに引っ掛けて見せてくれたのですが

顔の前でひっかけた棒から、足元まで垂れ下がっていました

息子の身長は130センチ足らず

謎の生物の体長は、1メートルはゆうにありました

調べてみると

「コウガイビル」という生き物でした

頭の形が、イチョウの葉っぱみたいになっていて

気持ち悪さを一層引き立てます・・・

 

3 コウガイビルの生態

コウガイビルは、数はそれほど多くないようですが

公園の隅っこ、湿った場所なんかに、普通にいるそうです

彼らに出会って、何に驚くかと言えば、とにかく体長ですね

息子が捕まえたものは、1メートルクラス

とにかく、めちゃくちゃ長い!!

それなのに、太さは、ひやむぎくらいです

パッと見た感じでは

変なパスタが捨ててあるように見えます

見つけたときは名前も何も、とにかく何だかわからないから

探しようもなくて

とりあえず

「めちゃくちゃ長いナメクジ」

これで、検索してみました

すると、一発でヒットしました

息子が見つけたのは

「ミスジコウガイビル」というもの

他には

「クロコウガイビル」というのもいるらしい

一生、出会わなくてもいいけど・・・

彼らは、ミミズやカタツムリ、ナメクジなどにからみついて

溶かして食べちゃうそうです

そもそも、ナメクジには寄生虫がいるわけで

それを食す、コウガイビルにも寄生虫がいるのかな?

息子は

コウガイビルに、素手では触っていなかったはず・・・

でも子供のことだからね

何かの拍子に、感染しちゃっている可能性は

大いにありますね

それと、コウガイビルは生命力が非常に強く

体が途中で切れても、平気で再生するそうです

 

4 発熱

案の上

翌朝、長男は発熱

小学校をお休みしました

コウガイビルが、原因かどうかわかりませんが

「やっぱりね~」って思いました

でもまあ

男の子に、生き物探索をやめろなんて

言っても無駄無駄、こっちが疲れるだけですから

時々、熱出したら良いと思います

成長すれば、感染することなく上手に生き物と触れ合う

そういうことも、できるようになるでしょう

 

※ 後日調べましたところ、コウガイビルは人体には無害だそうです!!

問題は、見た目の気持ち悪さだけですね^^

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