長男は本当にスローすぎて困っています
1 目で訴える作戦
マイペースで空気を読むのが下手な長男
私はこれまで、彼の生活を円滑にすすめるために
ひっきりなしに指示してきました
「起きなさい」
「着替えなさい」
「食べなさい」
「歯を磨きなさい」
「準備しなさい」
「学校へ行きなさい」
思いついただけでも、これだけあります
他にも随時
「やめなさい」
「ふざけない」
「ふりまわさない」
「黙りなさい」
毎日毎日、言わない日はありませんね
そして
「早くしなさい!」
これはホントのところ一日に100回は言っていると思います
一つの行動につき、10回言っていると思えば
100回なんてあっという間です
そして、ついに一生分言い切ってしまったようです
小学3年生にして・・・
もう、彼に
「早くしなさい」と言おうとすると、吐き気がするのです
でも言わないと、何もしません
だから
一度、方法を変えて
「目で訴える作戦」を実行してみました
すると
なんだか、とんでもない長期戦になってしまいました・・・
逆に、めちゃくちゃ疲れた(-_-メ)
そして、「お母さんに言われなかったら、何もしなくていい」
彼の脳には、そうプログラムされているとはっきりわかりました
これは
問題です
大問題ですとも
なんとかしなくてはいけません
2 対戦結果
実際、「目で訴えて」何を指示していたのかというと
「食事中に、足をバタバタさせるな」
ただ、そう言いたかったのだけど
実際は、もう、言いたくなかった
だから「目で訴えた」
私の目力で
足のバタバタはおさまったのだけれど
そのあとが大変でした
私の視線をうけて
足のバタバタをやめてからも
息子はその視線をずっと外さないのです
要するに
にらみ合い!?
私はにらんでいるつもりはなかったのですが
結局、30分ぐらい、ただにらみ合いました
バカみたい(-_-メ)
私は自分から「視線を外す」「言葉をかける」などは
意地でもしたくなかったので
息子が降参するのを待ちました
結局、30分ほどして
息子はそろそろと視線を外して、ご飯を食べ終えて
ごちそうさまも言わずに、手を洗って歯を磨き始めました
そして
いつもなら、私が仕上げ磨きをします
今回の「目で訴える」で初めてわかったのですが
息子は、何か困ったときに言葉でそれを表現できません
ハミガキを終えた息子
私に仕上げ磨きをしてほしいのですが
近寄ってくるだけで
何も言いません
私が意地でも歯ブラシを持たないので
息子はどんどん私に近づいてきて
挙動不審に、私の肩をさすったり、手をなでたりしはじめました
ただひとこと
「仕上げ磨きをしてください」
これを言えば良いだけなのに・・・
困った状況下になると、まるで言葉が出ないのです
3 あきらめる
しばらく私に大接近して、訴えを起こしていた息子ですが
10分ほど粘って、結局あきらめました
なにそれ??
あきらめるの??
本当に、たった一言が出ないんですね
そのあと、何かの拍子で言葉を発してしまった息子
私がそれに対して答えると
「あ、お母さん、仕上げ磨きして」
ついでに、言えました
どういうことだろう?
息子が、これほど自発的なコミュニケーションができない
いや、させてこなかった?
そういう事態を知って
本気でマズいと思いました
4 問題解決へ向けて
言われたことは、そこそこやる子なので
指示に従うのが遅い時に、イラついたくらいで
他には、反抗的な態度も見せないし
私としては、問題を感じてこなかったのです
そこが、大問題でした
息子は、ルーティーンワークに関して言えば
自発的には何もしないのです
私が指示し過ぎたのが、その原因の半分以上だと思いますが
それにしても
次男にはそういう問題が見当たらないので
これは、長男特有のものなのでしょう
問題を解決するには
何でも自分でさせる必要がありますね
好きなことはどんどん自分ですすめるし、行動力もあります
だから、私も見逃してしまったのですが
彼のルーティンワークについての態度は、悲劇的です
ひとつひとつ
誰かに急かされないとできない
ものすごく面倒な
家族のお荷物
クラスのお荷物
そんなものに、いつの間にか彼は成り下がっていたのです
対策というと
これしかないでしょう
もう、指示しない
自分で行動させる
困ったときに声を上げたら助ける
それしかないよね
しばらく、頑張ってみます
イライラするよね、きっと”(-“”-)”
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