個人懇談会へ行ってきました

小学校では、個人懇談会の時期です

 

1 皆に叱られる長男

長男は、のんびりしているので

小学校でも、いろいろと大変な日々を過ごしているようです

ゆっくりなこと以外は、特に問題のない彼

個人懇談会で話題になるのは、やはり「ゆっくりをどうするか」

ゆっくりすぎて、クラスメイトをイラつかせている

いろいろな場面で間に合っていない

そんな話ばかり・・・

特に、クラスの女子には相当キツく言われているらしく

言われたことにショックを受けて、涙ぐむこともあるようです

そんなとき、先生は息子と女の子たちの間に入って

調停役を務めてくださっているとのこと

ありがとうございます、と感謝しておきましたが

家に帰って長男に話してみると

なんのことはない・・・

息子の記憶では

「女の子たちと、先生、全員に叱られていた」らしいのです

実際のところはどうなのか、確認なんてしませんが

やはり担任の先生は信用ならない

子どもの前と親の前では、本当に人格が変わる人なのです

息子がゆっくりペースであることに

彼の周りの人全員がイラついている様子は

手に取るようにわかります

特に先生のイラつきは大変なものでしょうね

わかります

なぜなら、彼女は教師に向いていないのです

親の色眼鏡で見た感想でしょうが

息子のような子どもは

教師にとっては、面白すぎる存在のはずです

子どもの純粋な好奇心だけで、できている息子

彼が見ているもの、感じているもの、考えていること

彼が停止しているときに、彼の脳内で起こっていることに

気づける教師が、本物の教師だと思います

そして、その脳内での出来事は

小学校の授業、一時間分くらいは余裕で消化できてしまうくらい

貴重で面白く興味深い内容です

でも、彼女はそれに気づけない、尊重しない教師でした

息子が停止してしまうことを、ただ叱りつける

停止している息子と並んで

視線の先を追うことなんて、したことがないでしょう

そこに、驚くべき世界が広がっていることも知らずに・・・

 

2 成績はなるべく辛くつけてほしい

息子の脳内がいくら素晴らしくても

それでは現実の世界では通用しません

ゆっくりすぎて間に合わなければ、受験したくても

受験会場には入れません

うっかり名前を書き忘れたら、0点です

現実はそうです

 

彼の脳内での素晴らしさについては、それはそれで評価しつつ

実際の成績は、辛く辛く点数をつけてほしい

それが私の希望です

「あなたは素晴らしい

でも、それでは社会で評価されることはない」

こういう態度で息子に接してくれる先生が理想です

だから、容赦なく0点をつけてほしいし

字が汚かったら、正しい答えを書いていても✖にしてほしい

成績がボロボロでも、私は全く構いません

むしろそのほうが嬉しい

息子の為ですから

そんな成績であることが、嫌だと思ってほしいのです

自分が「これじゃ嫌だ」

そう気づかないと、息子は動きません

いつまでもオマケしてもらっていては、彼は一生このままです

そして、大人になったとき

大変な苦労をすることになります

世の中をなめて

人に甘えて

他力本願で世の中を渡って行こうとする

自分で調べずに、人になんでも聞く

やるべきことを、自分で覚えておかずに、人に管理させる

こんな大人になったら大変です

 

そうならないために、どうすれば良いのか正直わかりませんが

とにかく、「それでは評価されない」という基準を

子どもの時から明示して行きたいのです

結局、いい加減にやっていても最後には

なんとなく良い成績がもらえてしまう、では

息子をスポイルするだけですから

 

難しい注文ですね^^

 

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