バカと紙一重のところにいる長男
最近、特に困っています
1 悪気がないのが厄介
うちの長男は、本当に邪気のない子供です
以前は悪気のないところが、素晴らしいと思っていましたが
最近は、人が人間らしく生きていくには
少しは邪悪な心も必要だ、と思うようになりました
といういのも
どんなことも、悪意なくやってしまう長男
こちらとしては、長男に悪意がないから、注意のしようがないし
対策をたてられない
たとえば
一番よくあるのが
「悪気なく、人を待たせる」
本人は、待たせてやろうとか、どうでもいいやとか思っているわけではなく
ただ、ボンヤリしてしまったり
何かに心を奪われてしまって、動けなくなっているだけなのです
好奇心が異常なくらいある子なので
普通の子どもが、平気で見過ごすようなことも
いちいち引っかかりに行きます
まさに、彼にとって
世界は、驚きと発見に満ち溢れているのです
こうやって、冷静に分析すると
息子に罪はないと、わかるのですが
日常生活の中で、イチイチ何にでも立ち止まられると
どうしても、母としての我慢の限界を超えてしまいます
そして、ついに私が怒りを爆発させると
息子は、そこで初めて驚いたように目をみはり
そして、悲しそうな顔をします
この一連の流れが
たまらなくしんどい
我慢するのもしんどい
息子を待てないのもしんどい
息子を叱ってしまうのも
息子が傷つくのも
全部が辛くてたまりません
2 教室の運営について再考
私が息子に我慢ができなくなって、叱ってしまう原因は
私や息子が忙しいからなのです
いいえ
世間一般の母子と比べたら、全然忙しくないと思います
でもね
息子にとっては、「小学校」と「自宅で教室」の生活は
タスクが多すぎるのかもしれません
何を教えても、何でも吸収する息子
教室の時間は、教えているのも楽しいです
でもね
問題は、教室を始めるまでのこと
なかなか始められないんですよね
家事や次男の育児もあるし
私としては、さっさと準備して教室を始めたいのに
息子は、いろいろと忙しそう
それは、遊びとか読書とか空想とか、そういうことですが
息子にとってそれらは、絶対に外せないモノたちなのです
ここに「自宅で教室」の限界があるのかもしれません
お家での教室だから、時間はいくらでもずらせるし
日にちもずらせます
だからついつい、教室は後回し・・・なんてことになるのです
解決策はひとつあります
外での教室のように
日時を固定する
そうすれば、私がママ先生になるのはその時間だけで済むし
その時間に間に合わなければ、教室の時間は短くなるけれど
そこは仕方がありません
外の教室でも、そうですから
遅刻したら、そのぶん学べることは減ります
残念な気もしますが、ここを徹底するしかないのかな?
赤ちゃんの頃と違って
子どもたちもそれぞれの世界をもって
それぞれに都合があるし
私の予定に、すべて合わせてもらうなんてできないからね
だいたい
塾講師時代も
遅刻してきた生徒はたくさんいました
高校生でも、授業を忘れて遊んでいたなんてこともありましたから
小学三年生なら
まだまだ、時間が守れなくても仕方ないのかな
母と教師を同時にやっていると
なかなか息子を許すタイミングがとれないけれど
とりあえず、頭冷やしてからもう一度向き合うことにしますか
そのうち、ほんとに母親の教室なんて行かない!!
なんて言うかもしれないわけだし・・・
年齢が上がると、いろいろと難しくなりますね
たぶん、私が母としても教師としても
息子に期待し過ぎなのよね
生徒だったら、笑って許せていたのだから・・・
もうちょっと息子に甘くしてあげないとダメかな?
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