感想文に四苦八苦

今日は、ママ先生の教室はお休みになりました( ;∀;)

なぜなら、長男の宿題が終わらなかったから・・・

 

1 感想文が書けない

長男は小学3年生

今、国語の授業で

「ちいちゃんのかげおくり」

を勉強しています

戦争で亡くなった幼い女の子の話です

ここ最近、何度もこのお話を音読しています

そして、今日

感想文の宿題が出ました

いいえ、違います

正確には

「感想文を書くための、準備」です

先生は、とても親切なプリントを作ってくれました

① どの場面に心を打たれたか

② その場面をまとめたり抜粋する

③ そのときの登場人物の気持ち、場面の様子を想像して感じたことを書く

④ どうしてその場面に心を打たれたのか

 

これ、このままつなげたら、立派な感想文になります

こうやって、文章の構成を学ばせるのですね

 

ところが

うちの長男ってば・・・

③ がどうしても書けない

いやいや、そこは起承転結の「転」だから、一番重要よ?

でも、どうしても書けない

粘りに粘って・・・書かない

仕方がないので誘導尋問しました

本当はしたくないんだけど、とっかかりがまるでないのでやむを得ず

「ちいちゃんが、ひとり生き残って、ずっとひとりぼっちだったところに、お空から家族の声が聞こえた。そのときどう思ったと思う?」

 

ちいちゃんの気持ち・・・

息子はしばし考えて

 

「すごく不思議だったと思う!」

 

ええええ?

「不思議??」

そりゃ、あなたの気持ちでしょ!

もう、ズッコケそうになりましたよ~( ;∀;)

 

仕方がないので、ちいちゃんを長男に置き換えて

ストーリーを組みなおしてから、再度質問すると

 

「すっごく嬉しい!!」

ようやくですか~

 

小学3年生って、こんなものでしたっけ?

あまりにも想像力がなくて、ドン引きなんだけど

これじゃ、感想文なんて無理だよねぇ

 

2 国語が苦手な子

塾講師時代にもいました

頭は良いのですが、国語が苦手な子

国語の中でも、物語文がダメ

説明文や論説文はできるのに

物語文や随筆・詩の読み取りなどに至っては壊滅的なのです

一定の割合でいます

そういう子には、とにかく法則性を教えるのが

一番得点につながりやすいので

物語や詩を味わうなんてことは一切しないで

味気ない読解をして、繰り返し訓練したものです

そして、そういう子のことを当時の私は

心のどこかで、「可哀想に」と思っていました

でもね

その可哀想な子

私の一番身近にいました・・・

ほんと、これには

後頭部をハンマーで殴られたようなショックですよ^^

そういえば長男は、KYだもんねぇ

さて、今後の長男への教育

どうしたものやら・・・

 

3 箇条書きを強制

いつまでたっても書かない息子に

私のイライラは頂点に達し・・・

「何でもいいから、箇条書きで書きなさい!」

それに対して、おびえたように

「ほんとにそれでいいの?ほんと??」

何度も確認する息子

この子はいったい、何におびえているのだろう・・・

本当のところはわからないし、ただの想像だけど

息子は、きちんとまとまった形で

きれいな文章を書かなければ、と思っているようです

いろんなことについて、いい加減で中途半端なのに

こんなところだけ律儀で真面目

めんどくさい~

ほとんど脅迫しながら、息子を追い立て

どうにか③の内容を書き終えて

宿題終了

9時過ぎ

次男はすでに夢の中・・・

ということで、英語教室は持ち越しです^^

いやはや、感想文関係

これから大変だぞ~

ちょっと練習させた方が良いかもね~

味気ない読解のしかた??

いや~、ちゃんと味わえる心を育ててほしいなぁ

 

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