くじ引きで将軍を決めた?

前にも書きましたが

私は、中高生の頃、歴史が大嫌いでした

 

1 歴史アレルギー少女が大人になると

日本史も世界史も、全く面白いと思わなかったし

勉強するのはただ、テストのためだけ

ホントに苦痛でたまらなかったです^^

まさに、歴史アレルギー!

面白くもないのに、とにかく覚えなきゃいけないことが多くて

興味がないなか、無理やり語呂合わせで頭に詰め込んでいくあの作業

何の罰ゲームかと、今でも思います

でも、息子には同じ思いをさせたくない、という切実な動機から

大嫌いだった歴史を、今、息子と一緒に読み進めています

そして・・・これがどうして

 

面白い^^

 

私が大人になったからなのか・・・

どんどん、先を読み進めたくなるくらいです^^

これはね

正解を言いますよ

 

たぶん、テキストが良い!!

 

2 テキストのご紹介

歴史の教材はたくさんあるけれど

普通の人は、たぶんどれを選べばよいのか、わからなものだと思います

私は幸い、塾の講師をしていた経験があるので

過去に教材は山ほど見てきました

おかげで、どんな教材が子供に有効か、だいたいわかります

子どもの性格や能力、興味の持ち方にもよるので

一概に「これ」という教材があるわけではありません

でも、準備しておいて損はないと思うのが

私も使っている

「ポプラディア情報館 日本の歴史 シリーズです


日本の歴史〈1〉旧石器~平安時代 (ポプラディア情報館)


日本の歴史〈2〉鎌倉~安土桃山時代 (ポプラディア情報館)

 

今では、こちらの2のテキストを、半分くらい読み終えています

何が良いかというと、とにかく資料が綺麗です

普通の歴史教材では扱わないような、ちょっとしたエピソードなんかも

たくさん取り入れられているし、そういう情報を介して歴史に親しみがわき

アレルギー持ちの私でさえ、歴史を身近に感じることができました^^

 

今の子供たちは本当に幸せだなぁと思いますね

テキストひとつとっても

こんなに面白おかしく、知識を提供してもらえるのだから

その小話のひとつが、今日のタイトルにもなっている

くじびきで将軍を決めた話です

要するにこれは

現代で考えると・・・

総理大臣を、くじ引きで決めるようなものでしょ?

すごい~^^

くじ引きで将軍を選んだのは、いろいろと事情あってのことですが

簡単に説明すると

 

時は室町時代です

室町幕府の第4代将軍となった足利義持は

力づくで政治を動かしてきた父、義満とは違って

有力者たちの意見を取り入れて、政治を進めようとしました

でも、そうするとこれまで、力で抑えられてきた問題が表面化し

政治は混乱することになりました

そこで、自分は出家して、息子を第5代将軍としました

でも、息子である第5代将軍、義量は2年後に亡くなります

仕方なく出家したまま政務をとる義持

 

ここからは想像ですが

嫌になっちゃったんでしょうね

義持さん

思い描いていた政治は出来ず、夢破れて、出家し静かに過ごしていたのに

また政治にかかわることになるなんて

そして、後継者をどうするのか決めろ決めろと周りから言われて

誰を選んでも同じことだと思ったんでしょうね

結局、後継者を決めずに亡くなります

「皆で相談してね~」と、言い置いて^^

だから、皆で相談して4人の候補を出して

くじ引きで決めちゃった、というわけ^^

 

でも、テキストではさらに説明が続きます

くじ引きが、そもそも占いだったこと

神の意思をうかがうための方法だった、とも書かれています

この説明を読んで

 

そうか~

じゃ、来年PTAに当たっても、それは神の意思なのね~

こんなことを考えました^^

 

まだまだ面白くなっていく日本の歴史

このあと歴史はどう動くのか

息子と一緒に読み進めるのが、楽しみです!!

 

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