ホタル観賞

デジカメではあまり上手にとれませんでしたが

ホタルです^^

 

1 ホタルを見に行くか迷う

実は、今年は・・・

ホタルを見に行くのは、やめにしようと思っていました

理由は

昨年、初めて知ったのですが

毎年ホタルを見に行っていた神社ですが

シーズン初めになると

ホタルを放流していたのです

 

どこか綺麗な水の流れる地から

連れてこられたホタル・・・

それを見て喜ぶ人間

そんなの間違っている!!

 

そう思ったからです

でも、いろいろ調べてみると

確かに放流はしているようですが

ほんの少しですが、自生しているホタルもいるようです

しかも、何年も世代をつないでいるとか

本当は、100パーセント自生のホタルを見に行くのが理想ですが

今年は何の手配もしてこなかったし

遠方まで、急に行くこともできないし

とりあえず、自生しているホタルが本当にいるのかどうか

確認してみることにしました

 

2 ホタルの寿命

ホタルは、成虫になってからは

2週間くらいしか生きられないそうです

その神社では「ほたる祭り」の日に

成虫のホタルを放流しているようなので

放流日から14日が経過してしまえば

連れてこられたホタルは、もういないはず

とはいっても、あまり日があいてしまうと

自生ホタルも、いなくなってしまう可能性があります

ということで、放流日からちょうど二週間たってから

見に行くことにしました

放流されたホタルは、人間の手で触れられ

環境も急に変わったことで、そもそも弱っているはず

きっと寿命がくる前に死んでしまうでしょう

可哀想なことです

放流日から二週間たっても、生きているホタルがいるとすれば

それはきっと自生ホタルです

そう信じて、薄暮の中子どもたちと神社へ向かいました

 

3 雨上がり少し寒い夜でした

自生ホタルが本当にいるのか

その真偽を確かめたくて、やってきた神社

この日は、前日の雨の影響で

少し肌寒い夜でした

こんな日にホタルは羽化できないよね・・・

子どもたちには前もって

あまり期待しないように言っておきました

でもね

実はすぐに見つかりました

川べりの石垣に貼り付いているホタル

びっくりさせてしまったかもしれないけれど

その姿を捉えたくて、フラッシュで撮影しちゃいました

ごめんなさい

驚いただろうな~

ちょっとピンボケでしたが、撮影は一回だけにしておきました

薄暮の中、ゆっくりと光を点滅させるホタル

本当に不思議な光です

そのあと、だんだん暗くなってくると

先ほどは見えなかっただけで

たくさんの光が見えてきました

雨上がりで流れが急な川岸を避け

川を覆うように茂っている樹木にとまっていました

ときどき、ふわりと飛ぶレモン色の光

きれい

 

一匹のホタルが、わたちたちのところにふわりととんできて

足元の石にとまりました

またもやフラッシュ

そして、またもやピンボケ^^

ごめんよ~

でも、この子は、フラッシュの光に触発されたのか

すぐにまた元気に光り始めました

 

結局、10匹以上のホタルを見ることができて

本当に大満足です

自生しているホタルでしょう

ただ、昨年放流されたホタルの子どもかもしれませんが

一年間、この川で生きていたことは確かなので

見られて良かったと思います

 

上の子がホタルの光に情緒を感じているころ

下の子は

カタツムリを見つけて喜んでいました

ホタルの光にはすっかり飽きちゃった様子^^

そんな次男の為に

長男がついた嘘

お空に大きなホタルがいるよ

画像ではうまく撮れませんでしたが

月の横に明るく光る星を見つけて

ほんとだ!!

信じて驚く次男

まだまだ可愛いものです

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