今回は、これだけを使って実験です
電気を通すものと、通さないもの
通すものでも、通す電力はどのくらいか
それを確かめる実験です
1 材料
ゼムクリップ
コイン電池3V
LEDライト(高輝度タイプ)
2 実験手順
まずは、LEDライトの足を開き、長いほうの足と
コイン電池のプラス極をセロハンテープで止めます
次に、コイン電池のマイナス極と伸ばしたゼムクリップを
セロハンテープで止めます
これで、LEDライトの短いほうの足とゼムクリップの先が
接触すればライトが付きます
確認のため、金属のスプーンで実験です
当然ですが、ライトはつきます
では、水は電気を通すでしょうか
それが今回の実験のメインの課題です
3 塩水の濃度
まずは、飽和食塩水を作ります
そして、ライトが付くかどうか確認します
飽和食潜水の場合は、かなりの電力を通すようで
ライトがしっかりつきました
ここから、少しずつ塩分濃度を薄めていきます
その都度、ライトが付くかどうか確認します
最終的に、3種類の食塩水を作りました
①飽和食塩水
②薄めた食塩水
③ほとんど塩気のない食塩水
それぞれが、電気を通すかどうか、確認してみます
すると面白いことに
塩分濃度に応じて、光の強さにも違いがありました
①の飽和食塩水ではライトは強い
②の薄めた食塩水では、ライトは弱くなります
③のほとんど塩気のない食塩水では、ごく弱い光になります
ついでに、塩分を含まない水道水でも試してみましたが
ごくごく弱い光がつきました
すごいな~って感心しました
やっぱり水は電気を通すのですね
塩分濃度に応じて光の強さが変わることにも
子どもたちは驚いていました
4 身の回りのものは電気を通すか
食塩水での実験が終わったあとは
子供たちにライトを持たせて、身の回りのものから
いくつか、電気を通すかどうかを試させました
それはもう、キャッキャ言って、試していましたよ
基本的に、金属は電気を通す
それ以外のものは通さない
ひとつひとつ、確認できたようです
5 実験の注意点
まずは、LEDライト
私は普通のタイプを利用しましたが
高輝度タイプのものを使うほうが、わかりやすくなります
そして、部屋の明かりを消して
薄暗い中で実験すると、わかりやすいです
簡単で面白い実験ですので
LEDライトが手に入るなら、ぜひやってみてください
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