貿易方法からお金儲けを学ぶ

歴史教室で使っている教材です

貿易で大もうけしたオランダの方法に学びます( *´艸`)

 

1 17世紀ごろの世界

17世紀と言えば、日本はちょうど鎖国していたころです

そのころ、ヨーロッパの列強がこぞって

アジアに進出し、大もうけしていました

スペイン、ポルトガル、イギリス、オランダ

最初のうちは、スペインとポルトガルが強かったのですが

やがては、オランダがアジアの貿易を独占し

大もうけすることになります

 

今回は、オランダが設けた貿易のルートから

お金儲けについて考えてみます

 

2 オランダだけが鎖国中の日本と貿易

布教やそれによる領土を乗っ取られる危機感など、いろんな事情から

日本は鎖国をするわけですが

あくまでも貿易のみを主体とするオランダとだけは

鎖国中であっても、貿易を続けました

これが、オランダに莫大な利益を与えることになります

なぜなら

そこには、大もうけできるルートがあったからです

そしてそれは、日本との貿易なしには成立しないルートでした

 

3 生糸・銀・香辛料

この三つの宝が大もうけのカギです( *´艸`)

中国産の生糸

日本産の銀

これがポイントです

 

まず、中国産の生糸を入手し

それを日本産の銀と交換で、日本に売ります

そして、日本産の銀で香辛料を買い付けます

当時これが、一番儲かるルートだったそうです

そして、このルートをたどれるのはオランダ一国でした

まさに独占貿易

 

この状況が出来上がったのは、偶然によるところも多いでしょうが

やはり、こういうのは状況を正しく見て正しく判断できる能力が必要です

貿易、商売、お金儲け

これには永続的に続く法則なんてないのですね

常に状況を把握して、先を読み、瞬時に判断、正しい先手

これらの能力と労力が必要なのですね

お金儲けには全く縁のない人生を送ってきた私には

全く手が届かない、空の上の話ですが…

でも、子どもたちは違います

次世代を生き抜くためにも

お金の奴隷になることなく、お金を操れるようになってほしい

そのためには

お金儲けへの罪悪感をなくすこと

これがまず大事なことです

 

4 お金への考え方

私自身

お金のことを考えるのは苦手です

よくわからないのです

お金は、あるなら、その方が良いものですが

お金にこだわり過ぎると「金の亡者」に成り下がる

そういう教育をガッツリ受けてきた世代なので

どうにもお金には引け目を感じてしまうのです

実際、儲けることも、使うことも得意ではありません

お金儲けについて考えようとすると

ものすごく気が滅入ります

絶対に必要でないものに、お金を使うとなぜか罪悪感にかられます

これは

はっきり言って

洗脳ですね

この洗脳を子どもにも施してしまうと

将来、子どもたちは苦労します

 

だからまずは、私から考え方を変える必要があります

自分の労力や、自分の知恵をきちんとお金に換算していきます

人に決められた給料で働くのではなく

自分で決めた金額で、自分のこなした仕事を売買します

まずは

簡単なところから始めてみます

当時のオランダのように

黄金のルートを見つけるのは容易ではありませんが

ただ単に

自分の作品を売ってみる経験だけでもできたら

きっと何かが変わります

これまでは、自分の作品を売るなんてとんでもない!

下品な行為だ!!

そう思っていました

だから、自分の作ったものはプレゼントするという感覚しか

ありませんでした

でも、ちゃんと対価を受け取ることができたら

そこからなら、きっと子どもにもお金について教育できるようになる

計画では

子どもが思春期あたりには

私自身が、お金を操れるようになっている予定です

支払ってもらうとき

尻込みしなくてすむくらい、立派な仕事をする必要はありますが

頑張ってみます!(^^)!

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