自分のものは自分で管理

この夏に断捨離を始めて

そろそろ3か月がたちます

1 断捨離の効果

子どもたちの夏休みを利用して始めた断捨離

二学期に入ってからも、私の断捨離は続いています

夏の間に、子どもたちのモノは片付いたので

それぞれにカラーボックスや引き出しを与えて

自分のものを管理させることにしました

これまでは、兄弟のものも区別せず、一緒くたに片付けていたので

子どもたちも、片付けに責任を持たず

なんとなく適当に端に寄せる、みたいな片付けかたでした

でも、モノの管理ができない子どもは

考え方や生き方も、ごちゃっとしてしまいがちです

長男が、普段言いたいことをなかなか整理できないのは

持ち物をきちんと整理できないことと連動しているのでは?

数年前からなんとなくそう思っていたのですが

3年生になってから、その疑いはどんどん強くなり

今では、明らかにそうだと断言できるくらいです

なぜなら

自分のスペースを与えて、モノの管理をさせるようにしたら

なんだか、急にしっかりしてきました

そして、子どもには顕著なことだと思うのですが

ひとつできるようになると

一斉にいろんなことができるようになります

これまで、どうしてもできなかったことも

あっけなく、できるようになったりするのも稀ではありません

塾講師時代に、幾度となく、そんな子どもを目撃しました

うちの長男の場合

私の断捨離ブームを機に

モノを整理するようになり

次第に、考えも整理できるようになり

字が綺麗になってきて

物事に取り組む姿勢も、迅速で的確になってきました

散らかった汚部屋が、いかに子どもに悪影響を及ぼしていたのか

身をもって痛感しました

次男は、おもちゃ関係については

これまで、何ひとつ捨てたがらなかったのですが

最近では、私が「まだ残しておけば?」と思うようなものでも

「もう使っていないから」と

要らないものに分別します

実に潔い手放し方です

親の断捨離って、子どもにはものすごい影響力を持っているのですね

つくづく、私がしっかりしなくてはと猛省中です

 

2 おかたづけのルール

これは、私が学んだ断捨離ルールを転用しています

とにかく、ジャンル分けをして

きちんとジャンル通りに分けて片付けるようにします

このジャンル分けそのものは

子どもにはまだ難しいので

最初の片づけは、私がすべて行いました

そして、そのあとは、同じところに片付ける

これが、第一のルール

このときモノは決して、収納場所から溢れていません

これが重要です

そして、第二のルール

モノを増やさない

何かひとつ手に入れるのならば、何かひとつを手放す

これはね、大人にも難しい

でも最初に決めた収納場所からあふれるほどには

モノを持ってはいけないのです

もちろん、子どもの場合は成長とともに

所有するモノは増えていくので

定期的に収納容量は見直す必要がありますが

その都度決めた収納を超えた、モノの所有は許されません

 

3 取捨選択の重要性

これらのルールを守ることで

子どもは取捨選択を学びます

つまり、要るモノ要らないモノの判断ができるようになります

もちろん、上手な収納ができるのであれば

その場所に入る限りは、所有を許します

取捨選択ができることは

生きていくうえで本当に大切です

人生の中で取捨選択するものは

ただ、「モノ」に限ったことではありません

たとえば「人間関係」も「情報」や「学習内容」も

すべて、必要か必要でないか見抜けなければ

いらぬ苦労をして、いらぬ労力を払うことになります

そして、自分の選んだ「人間関係」「情報」「学習内容」

これらを、自分で管理させるのです

少年時代から、この訓練ができれば

きっと大人になってから

厳しい社会で生き抜く一助になるのではないかと思います

 

私のひらめきから始まった断捨離

今では、いろんな方向に広がって

私の人生だけでなく、子どもたちの人生にも影響を与えています

そんな中、旦那さんだけはまだモノに埋もれた生活をしています

早く手放して、解放されれば良いのに(^^♪

 

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