小学校の宿題に時間をとられて
なかなか開けなかった歴史教室です
4時間の短縮授業になって、ようやく開けました(^^♪
ついに、お待ちかねの戦国時代に突入です!!
1 下剋上にわくわく
これまでの時代は、その力の強弱はあれど
基本的に、朝廷や幕府が全国を支配していました
でも
戦国時代はそれがひっくり返ります
要するに
下剋上
家臣が殿様を倒して、立場が逆転するアレです
ママ教室では、まだまだ始まったばかりの戦国時代
それなのに
長男は、すでにがっつり食いついています
彼が興奮したのはこの史実
① 足利義植(よしたね)が10代将軍になる
② 義植が出陣して京都を出る
③ そのすきに、管領の細川政元に、将軍を廃立される
④ 政元は、足利義澄(義植のいとこ)を将軍にかつぎ上げる
⑤ 細川政元自身は管領として、幕府の実権を握る
⑥ その後、政元の養子3人(澄元・澄之・高国)が後継者争いをはじめる
⑦ 高国が決着をつけて管領になる
⑧ 高国が、澄元の子晴元に京都を追われる
⑨ 実権を握った晴元もまた、家臣の三好長慶に追われる
つまり、幕府の実権が
将軍 ➡ 管領(細川) ➡ 細川の家臣(三好)
この事態は、これまでの歴史で考えるとありえないことです
実力のあるものが、実力のない殿様を倒していく
まさに実力主義
弱肉強食
完全なる野生ですね^^
男の子はこういうのにハマりますよねぇ
なんだろう、血が騒ぐのかしら??
ここから、頭脳ゲーム(戦略)が加わってさらに面白くなります!
2 血統はもはや関係ない野蛮な時代?
戦国時代は数々のドラマや映画、小説に描写されています
これほど、戦国時代が注目されるのはどうしてか?
私自身は、それほど歴史に詳しくないので
推測でしかないのですが
下剋上に代表されるように
戦国時代は過酷な時代であったとともに、潔い時代でした
実際は、たくさんの人が戦死しているし
庶民にとっては、理不尽なことだらけの時代だったと思います
でも、そこには「力」がすべて、というわかりやすさがあります
これまでの歴史では
血統第一、長男・実子の優遇、身分絶対
こういうものに縛られて、実力があっても
どうしようもなく、うずもれていった人たちが
多くいたことと思います
それを打ち破ったのが戦国時代
血統なんてもう関係ありません
身分だって、いくらでもひっくり返せる
あの有名な「上杉謙信」だって、もともとの名前は、長尾景虎です
ま、それは上杉の養子になったからなんですけどね
とにかく、戦国時代は
明日はどうなっているかわからないドキドキ感
これにハマっちゃうのでしょうね
3 実力って何だろう?
実力主義の時代を潔いと評価しましたが
じゃあ、実力っていったい何だろう・・・
実際、よくわからない
戦国時代の実力は、ケンカが強いこと
現代の実力は、やっぱりお金を稼ぐことなのかな
インターネット時代になってからは
システムをうまく組み立てて、自動的にお金が入るような
そういう仕組みが作れる人を、成功者と呼ぶようだ
でも、そんなことを望まない人もいっぱいいるわけで
ケンカがすべてではない、今の時代では
実力にもいろいろある
息子たちには、自分の望む実力をつけてもらえたら
それが成功へ、そして幸せへとつながるのだと思う
ケンカ一本だった時代はわかりやすかったけれど
今は難しいですね^^
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