奈良時代にも悲劇あり

歴史教室です

今、奈良時代なんですけど

悲劇って尽きませんね

必ず、一定の間隔をおいて、悲劇が起こっている気がする

歴史は繰り返されるってこういうこと?

息子に説明するときも

またか~って感じになっちゃってます

 

1 聖武天皇と長屋王

親戚同士の関係にあった、2人ですが

どうやら気があう中だったよづえす

両人ともに、素朴で実直な印象だったようですね

でもね

権力者の周りには、そのおこぼれにあずかりたい

下等な人々が群がります

 

それが、藤原不比等

中臣鎌足の次男だそうです

鎌足はたしか、良い人だった印象がありますが

すべての息子が良く育つとは限りませんものね

藤原不比等は自分の娘を聖武天皇に嫁がせて

実権を握ろうと画策します

そのとき邪魔になったのが長屋王

可哀想な長屋王は、家族もろとも自害させられることに

 

2 長屋王事件

聖武天皇と藤原不比等の娘の間に生まれた待望の皇子

その皇子が不幸にも亡くなると

不比等は、長屋王が皇子を呪い殺した!!

という、うわさをたてます

何の罪もない、長屋王ですが

結局自害させられることになりました

長屋王自身のみならず、妻子まで自害させるとは

藤原不比等って、なんてヤツでしょう

結局、そののちも藤原家は栄えますから

歴史って、本当に不公平だと思います

 

いつの時代もこういうことって起こるんですね

悲しくて、もう歴史書を子どもと一緒に読むのが

辛くなってきましたよ・・・

こういう内容になると、息子はいつも黙って

目をパチクリさせて、不思議そうな顔をして聞いています

そりゃ不思議でたまらないよね

こういうの、どうやって説明したらいいんだろうね

<Sponsored Link>


コメントを残す