12月1日は世界エイズデーです
1 リボンをつけて幼稚園お迎えへ
12月1日の当日は土曜日なので
前日の11月30日に、レッドリボンをつけて幼稚園へ行きました
はじめての試みなので、ちょっとドキドキしましたが
こういうことは、胸を張ってするべきだから
できるだけ、堂々としていました
すると
さっそく一人のママが、私の胸で主張するリボンに気づき
「それ、がんの啓発とか?」
彼女は、エイズデーとは気づかなかったけれど、なかなか鋭い
園児のママたちは、毎日何かと忙しいので
こういうことに、アンテナを張っている人は貴重です
「明日、エイズデーだから」
さらっと答えて、気づいてくれたことにお礼を告げた
結局、彼女以外には
私のこの真っ赤なリボンに
関心を寄せてくれた人はいなかったけれど
きっと、自転車で走る私に
気づいてくれた道行く人もいたはず
本当に小さなことだけれど
少しでも、誰かの力になっていればと願います
2 レッドリボンの持つ意味
このリボンをつけることは
エイズについて、偏見を持っていないことを示します
感染者・患者との連帯を意味するのです
正直言って、私のエイズへの知識は半端なものです
子どもに聞かれて、教えることができませんでした
「最初に正しい知識を持たなかったことで
感染者・患者が差別されることになった難病」
こう教えるのが精いっぱいでした
その差別は、今も続いていて
カミングアウトできない感染者・患者がたくさんいます
それは、本当に苦しいことだと思います
子どもたちの世代でも、まだ差別は残っているでしょう
将来
息子たちが愛する女性が、感染者かもしれません
いずれ、海外へ出て行くだろう息子たち
そんなとき、エイズについて正しい知識がないことで
困った事態に遭遇する
容易に予想できます
そうならないために、きちんと知識を得る必要があります
3 HIV感染経路
HIVに感染するには、三つの経路があります
① 母子感染
② 性的感染
③ 血液感染
この中で、自己責任の割合が最も高いのが、②の性的感染です
これについては、小学3年生と年長児にはまだ早すぎる内容なので
時期をみて教えようと思います
普通に生活する分には、HIVが感染することはありません
例えば
一緒にお風呂に入っても大丈夫
一緒のコップを使っても大丈夫
このことをきちんと教えて
差別につながる言動は防ぎたいものです
小学校でも、今の時期は
人権についていろいろと学んでいるようなので
間違った知識を植え付けないように
正しい知識と感覚を持った人間に育つように
自分自身も、必要な知識を身に着けたいものです
人生、一生勉強ですね(*’▽’)
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