蝦夷が島と琉球王国

ママ先生の中で、1,2を争うほど、楽しみなのが

この歴史教室

ただ、歴史のテキストを読み聞かせて、少々解説を加えているだけなのだけど

これが長男には、とっても面白いらしい!

私にとっても勉強になるので

歴史教室を開く毎週月曜日は、なんだか母子でワクワクしています^^

 

1 蝦夷が島のこと

昔、北海道は日本ではなかったことを知り

驚く息子

確かにね、今は当たり前のように地図に入っているからね

蝦夷が島には、アイヌの人たちが暮らしていて

津軽海峡を隔てて、別の国だった

ところが、津軽地方で争いが起こり、争いは広がって行った

人々は、蝦夷が島に避難した

戦争から逃れるためにだ

彼らは、蝦夷が島では和人と呼ばれるようになった

和人は、アイヌの人々と交易をはじめて、仲良くらしていた・・・はずなのに

人間の性は恐ろしいものです

結局、この和人はアイヌの人々と戦争を起こします

そして、ついにはアイヌの人々を滅ぼしてしまうのです

最初は、戦争が嫌で蝦夷が島に逃れたのに

アイヌの人々に受け入れてもらったのに

どうして、アイヌの人々を攻撃なんてできるんだろう

ただのバカだよね

 

2 琉球王国のこと

琉球王国の話もすごいですね

琉球王国が建立される前、沖縄本土には三つの国がありました

一番大きな北山

二番目に大きな中山

そして一番小さい南山

それぞれに王がいて、三王国は

けん制し合いながら、争いを続けていた

ところが、この三つの王国を統一させようと、動き始めた人がいました

それは、誰だと思う?

 

「一番大きな北山王?」

「いや、中山王かもしれない」

「もしかして、一番領土の小さい南山王かも?」

 

息子は、あらゆる可能性を考えて

自分なりにストーリーを組み立てていました

 

「残念!!」

「北山王でも、中山王でも、南山王でもありません!」

驚く息子

それ以外に誰がいると言うの?

そんな表情を浮かべて、食い入るように私の顔を見つめます

「実は・・・」

うんうん

「南山にある・・・」

ごくり・・・

「お城の一つを守っていた、城主の息子でした!」

・・・・・・??

ん?

 

つまり、一番領土の小さかった南山の王様に支配されていた

ある城主の息子

王様でも何でもなかった人だよ

「ほーーー、すごい人がいたんだねぇ」

その人の名前は、尚巴志(しょうほし)

三国を統一して、琉球王国をたてます

そして、城主であった父親を王にしました

ここらへんがなんだか、すごいよね

ちゃんとお父さんを王様にするあたり

「出来た息子」感が半端ない^^

自らも、父のあとをついで二代目の王になります

そのあと残念ながら、王朝(第一尚氏王朝)はほろんでしまいますが

その後に、第二尚氏王朝が立てられて、琉球王国は繁栄します

なかなか、ドラマチックな歴史ですねぇ

今後の歴史の展開が楽しみです^^

 

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