ころがりくらべ

今回は、大きな車輪と小さな車輪で、ころがり比べ

をします

まずは、車輪作りから

材料は、厚紙と竹串と発泡スチロールです

直径10センチと、直径5センチの二つの車輪を作ります

それぞれ二枚ずつ、厚紙を切り取ります

このとき、コンパスを使って綺麗に円を描き

できるだけゆがみのないように、切り取ることが必要です

車輪の中心にしるしをつけて、竹串でつなぎます

発泡スチロールを厚紙に貼り付けて、その発泡スチロールを

刺す形でつなぐと、丈夫な車輪ができます

私は、発泡スチロールを準備するのが面倒だったので

かわりにメラミンスポンジを使ってみましたが

ちっとも竹串を固定してくれませんでした

やはり、発泡スチロールを使うべきです

 

大小ふたつの車輪ができたら

重さを量り、小さいほうの車輪に重りをつけて

大きいほうの車輪と同じ重さにします

微妙な調整になります

油粘土を使うと、うまくいきます

 

車輪の準備ができたら、いよいよ実験です

手ごろな坂道を作って、そこに大小ふたつの車輪を

転がします

どちらの車輪がより長く転がったかを観察します

 

うちの子、よく考えて答えました

「大きいほうの車輪が遠くまでころがる」

正解です

転がり摩擦というものが関係しているようです

転がり摩擦は、円の直径が大きくなればなるほど

小さくなるそうです

摩擦がより少ない、大きいほうの車輪がよくころがるという

ことになります

この転がり摩擦、実はよくわかっていないそうです

科学の世界にはまだまだ解明されていない領域が

多く残されています

それを考えることは、とてもわくわくしますね

 

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